ダイジェスト版YouTubeを配信いたしました!!七夕コンサート(7月2日)金子みすゞ生誕120年記念「こんなわらいがこぼれたら」の第二公演。
恒例「音楽詩・吉岡しげ美七夕コンサート」。2023年7月2日26回目のテーマは、生誕120年を迎えた「童謡詩人・⾦⼦みすゞ」。「こんなわらいがこぼれたら~おめでとうみすゞさん、ありがとうふさえさん~」を開催いたしました。
第二公演は、「『南京玉』とふさえさん」です。そのダイジェスト版です。
1983年12⽉、⾦⼦みすゞの存在と詩を初めて知った私は、まだゲラの段階であった金子みすゞの詩に触れることができました。そして翌1984年6⽉にはコンサート「⾦⼦みすゞの世界」を開催しました。その頃、金子みすゞのひとり娘ふさえさんともお会いすることができました。心の中に苦悩を抱えながらも明るく元気にお話されるふさえさんが大好きでした。
でも、悲しいことが起こりました。2022年9月29日、ふさえさんが天国に旅立たれたのです。
数週間前にお電話で元気なお声のふさえさんとお話させていただいたばかりでしたのに・・・
私たちと歩んでくださったふさえさん、その存在自体に感謝したい想いでいっぱいです。
「ふさえさん、ありがとうございました。」
第二公演、「『南京玉』とふさえさん」では、金子みすゞが幼いふさえさんの発する言葉を書きとった『南京玉』の朗読、そして幼い子と母をテーマにしたみすゞさんの詩を中心におおくりします。
吉岡しげ美
吉岡しげ美(作曲・ピアノ弾き語り)神谷壮(チェロ)emyu:(ヴァイオリン)
足立浩(パーカッション)井上歩美(朗読) ゲスト:矢崎節夫
★ 七夕コンサート・第2公演「『南京玉』とふさえさん」セットリスト★
M1「天の川夜曲」 M2「夕顔 」M3「七夕の笹」M4「星とたんぽぽ」M5「積った雪」
M6「私と小鳥と鈴と」M7「大漁」
<ゲスト:矢崎節夫さん>対談
- 絵本『ふうちゃんの詩』、矢崎氏の「はじめに」をご自身が朗読
- 『南京玉』、みすゞの巻頭の言葉を朗読
M8「こころ」M9「玩具のない子が」
~『南京玉』より、ふうちゃんのことば~
- 『南京玉』ふうちゃんのことば① M10「海を歩く母さま」
- 『南京玉』ふうちゃんのことば② M11「私の髪の」
- 『南京玉』ふうちゃんのことば③ M12「冬の雨」
- 『南京玉』ふうちゃんのことば④ M13「わらい」
- 『南京玉』ふさえさんのあとがきを朗読 M14「繭と墓」
朗読2「こだまでしょうか」 M15「明日」 M16「このみち」
アンコール M17「草原」