吉岡しげ美パリコンサート

 

2012.05.15 Tuesday

吉岡しげ美パリコンサート

吉岡しげ美パリコンサート 5月25日(金)20時~ STUDIO RASPAIL(216、bd Raspail 75014) お問合わせ・お申込み: 06 63 35 80 97(フランス):03-5276-9388(日本) 歌人・与謝野晶子が、ひとりシベリア鉄道で夫・鉄幹のいるパリに行ってから、 今年の5月で、100年!! 吉岡しげ美がパリで「与謝野晶子」の詩た短歌を歌います。

~情熱の2012年5 月 in Paris ~ 記念すべき時に… ~

                          吉岡しげ美

 

日本を代表する愛と情熱の歌人与謝野晶子。晶子は、1912 年5 月、「巴里の君へ逢いに行く」と、ひとりシベリア経由で夫・鉄幹のいるパリへ旅立ちました。それから100 年。30数年に渡って与謝野晶子の詩や短歌を歌い続けてきた私にとって、この記念すべき100 年に遭遇したことは、感動と喜びの何ものでもありません。100 年前に於けるその勇気、元気、無限なる前向きな想いは、いま、私たちに大きな希望を与えてくれる晶子さんからの贈り物ではないか、と、思われます。過去2回パリでコンサートを行いましたが、今回、晶子さんを礼讃すべく、5 月、パリでのコンサートを企画いたしました。薫風の中、旅立つ晶子、旅する晶子、パリと晶子…を、思いきり歌います。

 

「旅に立つ」詩:与謝野晶子
いざ、天の日は我がために   金の車をきしらせよ。   嵐の羽は東より   いざ、こころよく我を追へ。
黄泉(よみ)の底まで、泣きながら、   頼む男を尋ねたる   その昔にもえや劣る。   女の恋のせつなさよ。
晶子や物に狂ふらん   燃ゆる我が火を抱きながら、   天がけりゆく、西へ行く   巴里(パリ)の君へ逢い(あい)に行く

 

三千里わが恋人のかたはらに柳の絮(わた)の散る日に来る<晶子>

 

ああ皐月 仏蘭西の野は 火の色す 君も雛罌粟(コクリコ) われも雛罌粟 <晶子>

 

巴里なるオペラの前の大海にわれもただよふ夏の夕ぐれ<晶子>

100年前の5月、与謝野晶子はひとりパリに向かいました。

 

1912年5月、欧州に留学中の鉄幹を追い、シベリア鉄道で単身パリに向かう。晶子34歳。5月5日に日本を発ち、19日、パリ北駅に着。パリを中心に欧州各国を訪ね10月に帰国。今年5月29日は、晶子の70回目の白桜忌(命日)でもある。

 

100年後の5月、吉岡しげ美はパリで晶子を歌います。

 

2012年5月は、与謝野晶子がひとりシベリア経由でパリに行ってから100年。その勇気を讃え、5月にパリ“STUDIO RASPAIL劇場”で記念コンサートを開催。パリでの3回目の公演となる。

 

パリ・コンサート会場のご紹介

《劇 場》 STUDIO RASPAIL

《住 所》 216, bd Raspail 75014  《ホームページ》 http://studio-raspail.fr

5月25日、20:00~ 15ユーロ

★コンサート友情出演(パリ在住)

Hiroko ITO (アコ―ディオン) Sylvain DIONY (ギター) Angeline LAUNAY (フランス語朗読)

お問い合わせ: <日本>・HappyBox吉岡しげ美オフイスTel:03-3478-9388 

             Email:happybox@oasis.ocn.ne.jp              

 <フランス>・ASSOCIATION TAMAGO Tel:06 63 35 80 97

2012.04.08 Sunday パリツアー募集中!! 与謝野晶子がひとりシベリア鉄道でパリに行ってから今年の5月で100年。 5月25日の吉岡しげ美パリコンサートに合わせてツアーが企画されました。 晶子の詩や短歌に書かれている場所を訪ね、記念コンサートの鑑賞も。 5月23日~29日の自由時間もお楽しみいただける7日間の旅です。 パリは、5月が最も美しいと言われています。奮ってご参加ください!!

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